タイに飲食店向けPOSを販売契約 トゥ・ステップ
システム開発のトゥ・ステップ(岐阜県大垣市)は、飲食店向けPOS(販売時点情報管理)システムの輸出を4月に始める。このほどタイの日系企業と販売店契約を結んだ。同社が海外にシステムを販売するのは初めて。タイを手始めに、内需の拡大が続く東南アジア諸国への輸出を視野に入れている。
このシステム「ワンダーオーダー」は、スマートフォンやタブレット(多機能携帯端末)などインターネットにつながる機器をレジ代わりに使えたり、リアルタイムで注文や調理の状況を確認できたりするシステム。特別なソフトのインストールは不要で、客の来店から会計までを一貫してスマホなどで管理できる。
従来は日本語しか対応していなかったが、タイ語への対応を終えた。4月からタイでの販売を始め、契約を結んだ日系の販売会社が営業や基本的な保守サービスを受け持つ予定だ。今後はインドネシアやマレーシアなど他の東南アジアの現地言語への対応を進める方針。日経MJが報じた。