秋田県、銀行などがジャカルタへ経済交流使節団派遣
佐竹敬久県知事を団長とする秋田県と秋田銀行、秋田貿易推進協会の経済使節団が5月12~15日の日程でインドネシアを訪れている。自動車、電機・電子を中心に製材、飲食品など26社と関係機関の計50人が参加。13日夜はジャカルタ特別州内のホテルで秋田を紹介するセミナーとレセプションを開いた。
定員の2倍以上となる120人が集まったセミナーでは、佐竹知事が登壇し、秋田県の魅力をアピール。かまくらはじめ、世界自然遺産登録の白神山地や日本一深い田沢湖などの自然、地酒や郷土料理、農業、電機・電子産業、航空機産業、環境技術などを紹介した。そして、インドネシアの人たちは日本に対して非常に友好的。人間関係をスムーズに築ける-と今後の関係強化促進に期待を示した。同知事らは同日、投資調整庁(BKPM)長官のほか、インドネシア商工会議所会頭、イ日経済委員会(IJEC)委員長らと会談した。
使節団は14日、ジャカルタ近郊の工業団地を視察。西ジャワ州ブカシ県チカランで日系企業との交流会、地場企業とのビジネスマッチングを開く予定。