インドネシア中銀、金利を5.75%に15カ月連続据え置き

インドネシア中銀、金利を5.75%に15カ月連続据え置き
 ロイターによると、インドネシア中央銀行は5月14日、月例の役員会を開き、政策金利のBIレートを5.75%に据え置くと発表した。据え置きは15カ月連続となった。翌日物預金ファシリティー金利(FASBIレート)も4%で据え置いた。いずれも据え置きは市場の予想通りだった。
 最近の経済指標は、インドネシア経済の成長鈍化をうかがわせている。そうした状況を踏まえ、今回、中銀は第2四半期の国内総生産(GDP)予想を下方修正し、第1四半期並みとの見通しを示した。2013年のGDPは6.2~6.6%と予想した。