アイシン労組26人がダルマ・プルサダ大学生40人と交流
自動車部品大手のアイシングループのアイシン労働組合26人が、5月14~18日の日程で実施しているジャカルタ視察の一環で15日、東ジャカルタのダルマ・プルサダ大学を訪れ、日本語学科の学生と討論会に臨んだ。以下、じゃかるた新聞のルポをもとにその一部を紹介する。
昨年に続き今回が2回目。大学からは学生40人が参加した。学生を代表してクユさん(20)が冒頭「昨年参加した討論会で、親身に日本語を教えてくれたのが印象的でした。再会できてとても感激した」と語った。組合員と学生が交互に座り、自己紹介。当初、緊張した雰囲気だったが、徐々に打ち解けていった。
今回はインドネシアの大学生の学習意欲や将来設計など、幅広いテーマについて情報交換した。学生からは日本の労働環境やアイシングループについて質問があった。これに対し、「休日の余暇を充実させることで、仕事にも良い影響があるため、会社の有給制度をうまく活用している」「アイシンは自動車部品の会社で、世界各地に展開している会社。将来は一緒にインドネシアで仕事をしましょう」などと応じた。
訪問団と学生はその後の夕食会でも交流を深めた。現地の文化や雰囲気を肌で感じることは、相互理解を深めるうえで何事にも変え難い体験だろう。17日には学生の家庭を訪問する予定。