ホンダが二輪車新工場 稼働時期は来年4~6月に先送り

ホンダが二輪車新工場 稼働時期は来年4~6月に先送り
 ホンダの二輪子会社、アストラ・ホンダ・モーター(AHM)は5月17日、ジャカルタ近郊の西ジャワ州カラワン県のブキット・インダ工業団地(BIIP)で二輪車の第4工場を着工した。来年の第2四半期(4~6月)に稼働する予定。同工場の建設計画は昨年3月に発表。当初は今年秋に操業開始する予定だったが、インドネシアの二輪車市場がローン規制の影響を受け、販売が減速していたことから着工時期を遅らせていた。
 投資額は3兆3000億ルピア(約344億円)。敷地面積は84㌶。オートマチック(AT)車を生産し、年産能力は110万台。既存工場と合わせた年産能力は530万台となる。新たに3000人を雇用する予定で、従業員数は2万2000人に拡大する。