ジョクジャカルタで電気自動車の充電スタンド完成
国営電力PLNは5月20日、国産電気自動車の充電スタンドが完成したと発表した。今回、ジョクジャカルタ特別州に2カ所設置したが、PLNは充電スタンドの設置場所を2015年までに順次拡大する意向。
同日、インドネシア科学院(LIPI)が開発した電気バスも発表された。電気バスは観光客向けなどにジョクジャカルタの市街を3カ月間、試験運行する予定。ルートは全長8.2㌔㍍で、所要時間は約46分を見込んでいる。
インドネシア政府は環境負荷低減のため、電気自動車の開発を推進しているが、今年2月にはダフラン・イスカン国営企業担当国務相が試乗していた電気自動車がブレーキの故障で事故を起こすなど、安全面の不備を危惧する声も出ている。