16年からMJTDがミャンマーで貸工場事業

16年からMJTDがミャンマーで貸工場事業

住友商事、丸紅、三菱商事が出資するミャンマーの工業団地開発会社MJティラワ・デベロップメント(MJTD)は、2016年にも貸工場サービスを始める。ミャンマーで本格的な貸工場サービスは初めて。電力などのインフラを整備した工場を用意することで、企業の初期投資の負担を軽減。製造業などのミャンマー進出を後押しする。
ミャンマーに生産拠点などの設置を検討する日系の中小企業などが対象。同国最大都市ヤンゴン南東のティラワ経済特区(SEZ)に延べ床面積が約2万平方㍍の工場棟を建設する。内部を1500平方㍍ほどのスペースに区切り、各スペースを進出企業に貸し出す。賃借期間は5年から。賃料は未定だが、合計10~15社程度の入居を見込む。投資額は5億円程度とみられる。日本経済新聞が報じた。