ファミマ「銀聯カード」店舗拡充 9月に1250店舗へ

ファミマ「銀聯カード」店舗拡充 9月に1250店へ

ファミリーマートは、中国で普及している「銀聯カード」で買い物ができる店舗を増やす。決済に必要な専用端末を、現在は250店で設置しているが、9月までに5倍の1250店に広げる。専用端末は東京、名古屋、大阪の三大都市圏のほか、地方の観光地やホテル内にある店舗で導入を進める。日本経済新聞が報じた。
コンビニエンスストア各社は、外国人観光客向けに消費税の免税対応を進めており、消費意欲が旺盛な訪日客の需要を取り込む動きが加速している。ファミリーマートは、コンビニでは銀聯カード決済への対応で先行しており、さらに積極的に広げる。ファミマへ来店する訪日外国人客の利便性を高めるため、2016年3月から海外発行のクレジットカードやキャッシュカードでも、店内のATMで日本円を引き出せるようにする予定だ。