NEDO 工場廃液から金属回収 マレーシアで共同研究
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)はマレーシアの大学と、日本企業が開発した工場廃液や汚泥から有用金属を回収する技術を低コスト化する共同研究に乗り出す。
マレーシアでは経済成長とともに排水処理が課題となっている。排水に含まれる銅やニッケルなど有用な金属の回収率80%以上を目標に、2016年度までに技術を確立する。マレーシアの国立パハン大学と排水処理の技術開発について基本合意した。基礎技術を開発したアクアチックとパハン大学が現地企業の協力を得て実施する。総事業費は1億9000万円。日経産業新聞が報じた。