大蔵省財政政策庁長官代行は12月11日、健康に害を与えるとして糖分を含む炭酸飲料水への課税を検討していることを明らかにした。国家医薬品食品監督庁(BPOM)の報告によると、糖入り炭酸飲料の過剰摂取は腎臓に負担をかけ、尿酸濃度を高めることで、糖尿病を引き起こすリスクを上げ、胃、腸、肝臓の機能を乱すという。
同国の飲料市場で糖入り炭酸飲料は、現状はわずか3.8%にとどまっているが、それだけに今後の成長性は大きく、財源として大きな可能性を秘めている-とみている。課税は1㍑当たり1000~5000ルピアを検討しているという。