7月中国の景況指数下落 5カ月連続「50」割れ
上海共同によると、英調査会社マークイットは7月24日、中国の景況感を示す7月の製造業購買担当者指数(PMI)の速報値を48.2と発表した。6月確定値の49.4から下落。好不況の判断の節目となる50を5カ月連続で割り込み、1年3カ月ぶりの低水準に落ち込んだ。
内訳をみると、生産や新規受注、雇用の動向指数が軒並み50を下回った。中国は住宅市況の悪化を受け、昨年から製造業の企業活動が低迷。住宅市況は持ち直しの兆しが出ているが、製造業への波及はまだ限定的とみられる。