日系損保2社が統合した新会社6/3始動 保険料100億円めざす
NKSJホールディングス傘下の日系損害保険2社が5月末にインドネシア事業を統合、6月3日に新会社「アスランシ損保ジャパン日本興亜インドネシア」を始動させた。4~5年後をメドに保険料収入を1兆ルピア(約102億円)以上に引き上げ、トップ10入りを目指す。
損保ジャパン・インシュランス・インドネシアとアスランシ日本興亜インドネシア両社が合併、新会社を立ち上げた。資本金は445億8000ルピアで、出資比率は損保ジャパンが35%、日本興亜が45%で計80%。複合企業マヤパダ・グループのマヤパダプラタマ・カシが20%。社長には前損保ジャパン現法社長の多田憲史氏が就任した。
同規模の2社の合併で、総資産額は8923億9700万ルピアとなった。従業員は200人。8月をメドに新体制で本格的な営業活動を開始する。