海外の日本食レストラン8.8万店 2年半で1.6倍に
農林水産省は8月28日、海外海外に日本食レストランが7月時点で8万8703店あり、前回の2013年1月に比べて約1.6倍になったと発表した、アジアや北米などで堅調な伸びを続け、オセアニアや中東にも広がってきた。「和食」が国連教育科学文化遺産に登録され、日本食への関心が高まっていることも後押ししたもようだ。
地域別にみると、アジアが4万5315店で世界全体の過半を占める。前回調査から2年半で約1万8000店も増えた。アジアでは中間層が外食の機会を増やし、日本食の人気も高い。日本の外食産業の出店も活発だ。
調査は在外公館が195カ国・地域の電話帳やインターネットの飲食店サイトで「日本食レストラン」として扱われている店舗を集計した。寿司、ラーメン店などすべての業態が対象。本格的な日本料理店から外国人が我流で営む店まで含む。