インド 4~6月GDP7%成長 個人消費7.4%増
中国経済の景気減速にひきずられるように、アジアの各国が沈滞ムードにある中、インド経済の堅調が目立っている。4~6月期の実質国内総生産(GDP)成長率は、前年同月比7.0%と高水準を維持した。全体として対中輸出依存度が低く、新興国の中では相対的に経済の好調さを保っている。
4~6月の成長率は1~3月の7.5%からは鈍ったが、6%台だった1年前と比べると高めの水準にある。個人消費が7.4%増と全体をけん引し、回復途上の設備投資(4.9%増)を補った。