西ジャワ州ボゴール市住民のごみ拾い運動の”輪”広がる
西ジャワ州ボゴール市の住民主導のごみ拾い運動が活発化、周辺住民や役所を巻き込み、徐々に認知の”輪”を広げている。6月5日にはボゴール市を流れるチリウン川流域で2458人もの人たちが参加し、ごみ拾いコンテストが行われた。その結果、ごみ袋2678袋分のごみを拾った。
市民がチリウン川の環境悪化に危機感を抱いて立ち上げた「チリウン保護コミュニティー(KPC)」が5年間地道に続けてきた取り組みは、昨年からボゴール市の生誕記念行事の公式行事に認定され、今年からボゴール市や環境省などが資金面でも協力。一番多くごみを集めた人に150万ルピアとトロフィーが贈られた。チリウン川はボゴールやデポック(西ジャワ州)、ジャカルタの中心部を通り、ジャワ海に流れ込む首都圏の主要運河。