燃料値上げに伴う貧困層向け一時補助金を第8委が承認

燃料値上げに伴う貧困層向け一時補助金を第8委が承認
 地元紙によると、国会第8委員会(宗教・社会・女性問題)は6月7日、燃料値上げに伴う貧困層補償のうちの一つ、貧困層向け一時補助金(BLAM)を承認した。これにより予算委員会に審議が移り、最終的に本会議が2013年補正予算案を承認し次第、政府は政策を実施する方向だ。
 一時補助金支給のしくみは、国営郵便ポス・インドネシアが引き換え用カードを貧困層1550万世帯に発給。引換所で同カードを一世帯当たり月額15万ルピアの現金と交換する。給付期間は4~5カ月を検討している。ハッタ経済担当調整相は、燃料値上げを盛り込んだ補正予算案の審議が提出から30日前後で終了する見通しとして、6月17日までには実施したいと語っている。