ムルパティ航空の小型機が着陸に失敗し大破 死者なし

ムルパティ航空の小型機が着陸に失敗し大破 死者なし
 インドネシア東ヌサトゥンガラ州クパン市のエル・タリ空港で6月10日、国営ムルパティ・ヌサンタラ航空の小型旅客機(乗客乗員50人)が着陸時に姿勢を崩し、胴体やプロペラが地面に触れて大破する事故が起きた。重軽傷者は出たもようだが、死者はいない。
 事故機は中国製小型双発プロペラ機のMA60で同日朝、同州フローレス島バジャワ(ンガダ県)の空港を出発。運輸省によると乗客は幼児1人を含む46人。ムルパティ社の発表では2人がガラスの破片で負傷し、治療を受けた。国営アンタラ通信は機長を含む5人が重傷、20人が軽傷を負い、近くの空軍病院に搬送されたと報じている。ムルパティ航空では2011年にも同型機が西パプア州沖で墜落事故を起こしている。