邦人ボランティア団体が養護施設で廃紙利用の講習会
邦人ボランティア団体・J2ネットは6月5日、西ジャワ州ブカシ市にあるストリートチルドレンの養護施設「カンプス・ディアコネイア・モデルン(KPM)」で、段ボール再生紙制作と廃紙を使った手芸技術のワークショップを開いた。同施設の子供約20人が参加した。廃紙利用の技術を指導し、今後の販売用作品の制作に生かしてもらうことが狙い。
古段ボールを使った再生紙制作では、国際協力機構(JICA)青年海外協力隊員の田島亜希子さんが指導し、封筒やノートなどを制作した。田島さんは3月に、南スマトラ州パレンバン市で芸術家の儀間朝龍(ぎま・ともたつ)さんを招いた講習会を企画・開催している。その経緯をJ2ネットが知り、今回の講習会が実現した。