インドネシア7~9月景況感悪化 製造業不振反映

インドネシア7~9月景況感悪化  製造業不振反映

インドネシア企業の第3四半期(7~9月)の景況感が悪化に転じた。業種別9業種のうち、製造業がマイナス0.84%と悪化、全体を押し下げた。
インドネシア中央銀行が10月9日に発表した調査結果によると、7~9月に事業や受注が「拡大した」と回答した割合から、「縮小した」との回答率を差し引いた数値は5.06%となり、前期を下回った。同国の場合、第3四半期は例年、景気が停滞する傾向にある。
製造業のほか、鉱業・採掘、農林水産業、商業・ホテル・レストランも指数がマイナスとなり、「縮小」が「拡大」を上回った。