台湾南部地震 倒壊ビルの捜索終了 全土で死者116人

台湾南部地震 倒壊ビルの捜索終了 全土で死者116人

台湾南部を襲ったマグニチュード(M)6.4の地震から1週間、台南市当局は2月13日、倒壊した16階建てビルの行方不明者の捜索を終了した。同ビルでの114人の死亡が確認され、台湾全土の犠牲者は116人となった。
鉄筋など手抜きの欠陥工事と指摘された同ビルは解体された。同日夕方、最後の1人となる男性住民の遺体発見後、台南市の頼清徳市長は記者会見を開き、捜索終了を宣言したうえで、救助活動に関する台湾内外の協力に感謝の意を表明した。