ユニクロ インドネシア1号店が21日開業 数年で10店以上に

ユニクロ インドネシア1号店が21日開業 数年で10店以上に
 カジュアル衣料品販売店「ユニクロ」のインドネシア1号店が6月21日、南ジャカルタ・クニンガンの複合開発地区「チプトラ・ワールド」内にオープンした。同店は市場として東南アジアの成長を牽引すると判断。売り場面積2680平方㍍と域内最大級の大型店舗で、一気に知名度を上げ、今後の出店加速に弾みをつけたい意向。
 ファーストリテイリングではインドネシアで、「ユニクロ」を数年で10店舗以上を展開する計画。柳井正会長兼社長は、今後の出店では「世界に向けたショーケース」となる旗艦店の設置も検討するとしている。所得水準や年齢層でターゲットを絞らない「メイド・フォー・オール」をコンセプトに2億4000万人の市場を狙う。また、熱帯気候でも冷房の効いた室内での着用を見越し、「ヒートテック」などを揃えるほか、将来的にはインドネシアのバティック(ジャワ更紗)を取り入れたデザインの商品も販売する方針だ。ユニクロの東南アジアの出店はシンガポール、マレーシア、タイ、フィリピンに続いて5カ国目。