インドネシア発の煙害深刻化、マレーシアで非常事態宣言
インドネシアにおける野焼きと森林火災に伴い発生した大量の煙が近隣へ流れ込み、マレーシアの一部地域で6月23日、非常事態宣言が出される事態となった。非常事態宣言が出されたのは、海を隔てて隣接するマレーシア南部ジョホール州で、街が煙に覆われたという。
AP通信によると、大気汚染のレベルが「人体に危険」とされる水準を超えたため、地元当局は州の一部に非常事態宣言を出して、市民に外出を控えるように呼びかけている。また、首都クアラルンプールでも大気汚染が「健康に悪い」とされるレベルまで悪化した。