ヤマハ・ミュージックが4人に各20万円の奨学金授与
ヤマハ・ミュージック・インドネシアは6月24日、中央ジャカルタ・ガトット・スブロト通りの本社で、音楽支援制度の奨学金授与式を開いた。奨学金はピアノ、ドラム、バイオリンなどの楽器を学ぶ計4人に各20万円贈られた。インドネシア最大の音楽の祭典「ジャワ・ジャズ」や海外のイベントに出演するなど、注目を集める17歳の高校生ドラマーや大学講師、大学生らが選ばれた。
ヤマハ音楽振興会は2001年以降、アジア8カ国で582人の若手音楽家に奨学金を授与してきた。ヤマハは楽器製造を始める前の1970年代初頭から、インドネシアで音楽教室を展開。著名ミュージシャンや音楽講師などを輩出してきた。ジャワやスマトラ、パリ、カリマンタン、スラウェシ各島の都市で計120会場あり、生徒数は08年、台湾を抜いて海外最高となり、現在4万5000人に達している。