住友生命がインドネシア生保に最大780億円出資か
複数のメディアによると、住友生命がインドネシア国有銀行「バンクネガラインドネシア」の生保子会社の株式40%の取得を目指し、交渉に入ったことが6月25日、明らかになった。住友生命の出資額は最大8億㌦(約780億円)となる見込みで、海外企業への出資額としては過去最大。早ければ7月にも株式取得を完了し、役員などを派遣する予定。
バンクネガラインドネシアは、1946年にインドネシア初の銀行として設立。現在、国内に1000以上の支店を持つほか、傘下企業に証券、生保などを保有する。住友生命は銀行窓口で保険販売のノウハウを提供するなどし、積極的に同グループの経営に参画し、収益向上を目指す・