G20 政策総動員で英EU離脱の下振れリスク回避

G20 政策総動員で英EU離脱の下振れリスク回避

中国・成都で7月23日、20カ国・地域(G20)の財務相・中央銀行総裁会議が開幕した。英国の欧州連合(EU)離脱決定後、先行き不透明感が高まる世界経済について、G20で初めて協議された。
世界経済への下振れリスクを回避するため、金融・財政、構造改革といった政策手段を総動員することが重要だとの認識を共有。24日午後の会議終了後に議長国の中国が発表する共同声明に盛り込まれる。日本は麻生太郎財務相、黒田東彦日銀総裁が出席した。