煙害問題で「謝罪は適切」ユドヨノ大統領が批判に反論
インドネシア発の煙害問題で、ユドヨノ大統領が6月24日、シンガポール、マレーシア両国に謝罪したことを受け、インドネシア国内で弱腰で行き過ぎではないかとの批判の声があがっていることに対して、同大統領は26日、インドネシアで発生した煙が両国に大気汚染などの被害を与えていることは事実だとし、「謝罪は適切だった」と反論した。
インドネシア政府は違法野焼きの摘発に力を入れ始め、少なくとも10人を逮捕している。気象地理物理庁によると、とくに被害のひどかったリアウ州を中心に26日から雨が降り始め、ピーク時に州内で264カ所あった火災地点は100カ所以下になったとしている。