オプテックス ベトナムで簡易水質測定キットで実証
オプテックス(滋賀県大津市)は、国際協力機構(JICA)から「ベトナムにおける流域水環境管理能力向上のための簡易水質測定キットと自動データ収集技術の導入案件化調査」について委託され、2016年11月から実証をスタートする。
この調査は同社と京都大学やベトナムの環境省などと協力し、現地での有用性を検証する。オプテックスが提供する誰にでも簡単に使える水質キットと通信によるデータ収集が自動化できる「WATERit」を導入し、低予算・省人員で取り組めるモニタリングの適用可能性の実証を行う。
ベトナムの主要河川、カウ川(ハノイ)、ドンナイ川(ホーチミン)流域から検証をスタートし、パイロット事業の結果をもって、他流域への普及を図り、ベトナム全土の水質汚染の改善に貢献することを目指している。