伊藤園がインドネシアへ進出 茶飲料製造・販売事業

伊藤園がインドネシアへ進出 茶飲料製造・販売事業
 伊藤園は7月1日、インドネシアで300億ルピア(約3億円)を投じて9月に現地企業と製造・販売の合弁会社を設立、2014年春から伊藤園ブランドのペットボトル入り茶飲料「ティーズティー」の販売を始めると発表した。東南アジアで最大の人口を擁するインドネシアで、域内の中核事業と位置付け収益基盤を固める。2018年には約45億円の売上高を目指す。
 現地の紙パック飲料大手ウルトラジャヤ・ミルクインダストリー&トレーディングカンパニーと、製造会社ウルトラジャヤ・イトーエン、販売会社イトーエン・ウルトラジャヤを設立する。資本金はともに300億ルピアで、伊藤園はシンガポールの完全子会社イトーエン・アジアパシフック・ホールディングスを通じ製造会社に45%、販売会社に55%を出資する。