ラマダン入り前に墓参り、買い物に追われるムスリム
7月10日から予定されているラマダン(断食月)入りを前に、ムスリムは墓参りや買い物など準備に追われている。中央ジャカルタ・プジョンポンガンの州営墓地カレット・ビファックは7月7日、墓参者で終日にぎわっていた。墓地の入り口には1000台以上のオートバイが駐車し、周辺の道路は大渋滞。バラやクナンガなどの花びらが入った袋を売る露店が30以上も軒を連ねていた。ショッピングモールは、プアサ(断食)前後用の食料などを買い揃える市民で終日ごった返した。
ムスリムは、プアサ期間中は毎日午前3時ごろにサフール(断食前の食事)を取り、昼間は飲食を断つ。午後6時ごろ、ブカ・プアサ(1日の断食明け)の食事をする。