接着剤のコニシがジャカルタに販社設立 3年後黒字化へ

接着剤のコニシがジャカルタに販社設立 3年後黒字化へ
 接着剤の日本国内最大手のコニシは7月9日、インドネシアのジャカルタ市内に販売子会社、コニシ・インドネシアを設立したと発表した。資本金は80万米㌦(約8100万円)で出資比率はコニシ本社が90%、完全子会社のボンドケミカル商事が10%。アジア事業を強化する計画の一環で、海外では中国(上海)、タイ、インドのそれぞれ販売子会社に次ぐ4カ国目の拠点となる。来年1月から販売開始し、2016年に売上高5億円を目標に黒字化を目指す。接着剤や塗料の原材料ほか、電子・電機、自動車関連の合成樹脂などを日本から輸入し、日系メーカーに販売する。また、顧客企業が現地で加工・生産した製品を周辺各国に輸出することも視野に入れている。