小森コーポがインドネシアから紙幣印刷設備40億円受注

小森コーポがインドネシアから紙幣印刷設備40億円受注
 印刷機メーカーの小森コーポレーション(東京都墨田区)は7月10日、インドネシアの国営造幣ペルンペルリ社から紙幣印刷設備を受注したと発表した。受注額は紙幣印刷設備1ラインおよび紙幣印刷機2台(オフセット機、凹版機)合わせ一式で約40億円。システムを一括で同国の政府機関に納入するのは初めて。新興国の証券印刷機市場を開拓し、設備の追加受注や保守サービスで安定した収益を確保する計画の一環。
 2016年3月期に紙幣印刷機2台、17年3月期に紙幣印刷設備1ラインを納入する。番号の印刷や紙幣を束ねる設備などを含むシステムを一括して供給する。
 同社は第Ⅳ期中期経営計画(平成25年4月~平成28年3月)において、新規事業の柱の一つとして証券印刷機事業の海外展開を推進している。今後も個人消費の拡大を中心とした経済活動の活発化に伴い、旺盛な紙幣増刷需要が見込まれる新興国をはじめとして、欧米先進諸国での受注の獲得も目指している。