バリ島南部の完成間近の高速道で伝統儀式の安全祈願
バリ島南部で建設が進められ、完成が迫った海上高速道の入り口で7月10日、地元の祈祷師が集まり、バリ・ヒンドゥー式の伝統儀式に則った安全祈願が行われた。これはバリ東南部のヌサドゥアとングラライ国際空港間を、ブノア湾海上を通る総延長9.7㌔を結ぶ高速道。深刻な交通渋滞の解消を目指して2011年に着工されたが、建設過程で珊瑚礁やマングローブ林が破壊されたとの指摘もあった。8月の開通式にはユドヨノ大統領が出席するほか、10月上旬のアジア太平洋経済協力会議(APEC)でも、各国首脳に披露される。