インドネシア刑務所で暴動 収容者200人以上が脱走

インドネシア刑務所で暴動 収容者200人以上が脱走
 インドネシア・北スマトラ州メダンの刑務所で7月11日、収容者による暴動が発生し、少なくとも5人が死亡、収容者200人以上が脱走した。死亡したのは看守2人と収容者3人。地元警察によると、停電による水供給の停止に腹を立てた一部の収容者が所内の建物に火をつけ、銃を奪って看守を人質に取るなどしたという。脱走者の中にはテロ事件に関与した収容者もいるとされる。
 現在、警察や軍から800人が出動し、脱走者を捜索している。その結果、少なくとも55人の身柄を確保したという。この刑務所の収容能力は1054人だが、約2600人が収容されていたという。