スラバヤの地価高騰 毎年3割超 高層ビルの建設加速
地元紙によると、インドネシアの第2の都市、東ジャワ州スラバヤの地価が高騰している。東部地域からの人口流入もあり、住宅開発を中心に土地の需要が伸びているためだ。不動産協会(REI)によると、上昇率は毎年3割を超えており、高層ビルの建設が加速しそうだ。REI東ジャワ州支部のエルランガ支部長によると、地価は1平方㍍当たり30万~2500万ルピア(約3000~25万3000円)で場所によってばらつきがある。
不動産開発は戸建て住宅とアパートが中心で、オフィスビルも徐々に増えてきているという。地価の上昇で増えているのが高層アパートの建設。スラバヤ市民の7割以上が住宅地の中にある小規模なオフィスやルコ(住宅兼店舗)で働いているため、高層オフィスビルの開発はこれまでそれほど進んでいなかった。