ネパールに学校セクター開発計画で無償資金協力
外務省によると、ネパールの首都カトマンズで8月15日、日本側・小川正史駐ネパール大使とネパール側・シャンタ・ラジ・スベディ財務省次官との間で、供与限度額3億円の無償資金協力「学校セクター開発計画」に関する書簡の交換が行われた。
同国政府の教育開発計画である「学校セクター開発計画」を支援するため、同国政府に対して援助資金を直接供与するもの。この協力を通じて日本がネパールにこれまで実施してきている技術協力プロジェクト「小学校運営改善支援プロジェクト」等から得られた成果・教訓を活かしつつ、同国政府に対する政策レベルの支援を強化することにより、同国の教育分野の課題である教育の地域・民族間格差の解消、教育行政マネジメントの改善を図り、ネパールの教育サービスの向上に貢献する。