来年の大統領選に向けジョコウィ知事争奪戦が活発化
インドネシアでいま、来年の大統領選挙に向け、複数の政党が各種世論調査で首位になったジョコウィ・ジャカルタ特別州知事を取り込もうとする動きが活発化している。各世論調査の大統領候補支持率では、2位のプラボウォ氏と3位のバクリー氏が、首位のジョコウィ氏を追いかける形となっている。2位と3位の候補者は、これまでは知事として進めるべきことを最優先に考えるとして大統領選の立候補には消極的なジョコウィ氏を、それなら副大統領候補に取り込めば勝算が上がると弾いているわけだ。
しかし、いずれの場合もジョコウィ氏の去就は、大統領選に先駆けて行われる来年4月の総選挙の結果を基に、ジョコウィ氏の所属政党、闘争民主党(PDIP)が決定する。