インドネシアの情報も米英諜報機関に傍受されていた
豪・日刊紙シドニー・モーニング・ヘラルドの報道によると、2009年にロンドンで開催された主要20カ国・地域(G20)首脳会議などで、英政府通信本部(GCHQ)が各国高官の通信を傍受していた問題で、インドネシアからの派遣団のメールも傍受され、さらにその情報が英米の諜報機関経由で豪州に渡っていた疑いが発覚した。
これは、米国家安全保障局(NSA)によるインターネット上での情報収集を内部告発した元米中央情報局(CIA)エドワード・スノーデン氏が、英ガーディアン紙に暴露した資料で明らかになったもの。事実との見方を強めたインドネシア外務省は遺憾の意を表明し、英国に説明を求めている。