崩落事故のフリーポートの鉱山が操業再開 月内にフル稼働

崩落事故のフリーポートの鉱山が操業再開 月内にフル稼働
 米フリーポート・マクモラン・カッパー・アンド・ゴールドが権益を持つインドネシアのグラスベルグ鉱山が8月中にもフル稼働に達する見通しとなった。これは、フリーポートの現地子会社PTフリーポート・インドネシアの責任者
ロジク・ソエト・ジプト氏が8月13日、ジャカルタで記者団に語ったもの。同氏は地下鉱床での生産再開が認められれば、1カ月半から2カ月でフル生産体制に持っていける-と述べた。
 フリーポート社は7月上旬に地下鉱床での採掘再開の認可を得ているという。同社は5月に死傷者を出したトンネル崩落事故が発生したのを受けて、同鉱山での操業を1カ月余り停止していた。