全国での電子KTPの導入は6月の見込み

全国での電子KTPの導入は6月の見込み
 内務相は1月7日、国民の個人情報の統括管理のために推進している電子住民登録証(eKTP)の導入は、全国的には今年6月になる見込みと明らかにした。現在まで約9000万人に配付されており、今年半ばまでには1億7200万人分のeKTPが配付される見通しという。
 eKTPは個人情報を記録する電子チップを内蔵。氏名、出生地、生年月日、性別、血液型、住所、職業、署名、指紋など、既存のKTPと同様の項目のほか、網膜パターンなど生体認証に使用する情報も記録する。国民一人一人に登録番号(NIK)を設け、パスポート、運転免許証、納税者番号、土地所有者登録などにも利用する。