タカラトミーがまずインドネシアで発売 独自キャラ開拓

タカラトミーがまずインドネシアで発売 独自キャラ開拓
 タカラトミーは東南アジア市場向けに独自キャラクターを開発。まずインドネシアで11月に男児向けのメンコ風のキャラクター玩具を発売する。順次、ミニカーなどに品揃えを広げ、フィリピンやタイなどでの販売も目指す。
 インドネシアで発売するキャラクター玩具「Animal Wheels(アニマルホイールズ)」は、日本のメンコに近い遊び方をする。現地の男児が好む「自動車」と「動物」に着目し、タイヤのホイールに動物の絵を重ねた独自キャラクターをデザインした。ライオンやサメ、レッサーパンダなど約30種類を揃え、価格は1個約50円。
 現地の中間層向けにコンビニエンスストアを中心に販売。百貨店向けにメンコ風玩具2個と対戦用の台を付けたセット商品(約500円)も用意する。発売後2~3カ月後をメドに現地の玩具流通額の約6割を占めるとされる個人経営の商店にも販路を広げる。2014年3月末までに1億円程度の売り上げを見込む。