国家警察が銃の取り締まり強化 エアソフトガンも対象に
警察官への銃撃事件の続発を受けて、国家警察は無許可で販売されている銃やエアソフトガンなどの取り締まり強化に乗り出した。密売の監視強化や銃所持者の登録などを厳格化していく方針だ。人権団体コントラスによると、2011年から今年までに361件の銃撃事件があり、うち279件が警察関係者を狙った犯行だったと指摘している。
インドネシアでは一般人の銃所持は認められていない。そこで浮上してくるのがエアソフトガンだ。低圧のガスや空気を使うエアソフトガンは無許可で販売されており、最近の銃撃事件で多用されている。警察は8月14日だけで中央ジャカルタのSTCスナヤンと西ジャワ州デポックの販売店4店から250万~500万ルピアで、しかも無許可で販売されていたエアソフトガン157丁を押収している。