日本発条 西ジャワ州で14年3月に四輪シート工場稼働

日本発条 西ジャワ州で14年3月に四輪シート工場稼働
 自動車部品メーカーの日本発条(ニッパツ)は8月29日、インドネシア西ジャワ州に四輪シートの生産拠点を設けると発表した。同社のアジア事業拡充の一環で、インドネシアでは初の拠点となる。2014年3月に操業を開始し、15年度には売上高3960億ルピア(約35億6400万円)を目指す。
 工場はジャカルタ近郊の西ジャワ州プルワカルタ県に今回設立した合弁会社、「日本発条・エフ・ケービーユー・オートモーティブ・シーティング」が建設する。合弁会社の資本金は120万米㌦(約1億2000万円)で、出資比率はニッパツが51%、現地カルヤ・バハナ・ウニガン(KBU)が30%、フランスのフォルシアが19%。
 ニッパツの現在の海外売上高比率は約3割。2013年4~6月期の連結決算は売上高が前年同期比6%増の1339億円。製品別ではシートが574億円で最大。