ルピア安の進行受けインドネシア中銀が利上げ決める
インドネシア中央銀行は8月29日、臨時の金融政策会合を開き、急速な通貨ルピア安進行による金融・経済情勢への悪影響を考慮し、政策金利の中銀レートを0.50%引き上げ7.00%とすることを決めた。また、市中銀行が中銀に預け入れる際の金利である翌日物預金ファシリティー(FASBI)金利も0.50%引き上げ5.25%とした。
インドネシア中央銀行は今月15日の月例会合では政策金利据え置きを決定していたが、その後、通貨安などが急速に進行していることから、29日に臨時会合を開き、利上げを決めたもの。