インドネシア・マルク諸島沖で”歩くサメ”発見

インドネシア・マルク諸島沖で”歩くサメ”発見
 インドネシア東部の沖合いで、ひれを小さな足のように使って海底を移動する新種のサメが見つかった。環境保護団体コンサベーション・インターナショナルが8月30日、発表した。同団体の科学者らによると、茶と白色のこのサメはイヌザメの一種で、夜に海底をひれで押しながら進み、餌さとなる小魚や甲殻類を探す。体長は最大で80㌢~1㍍程度にしかならず、人間に危害を加えることはないという。ニューギニア島の西に浮かぶマルク諸島の一つ、ハルマヘラ島沖で発見された。