日本、カタールに敗れ無念の準優勝 サッカーアジア杯

日本、カタールに敗れ無念の準優勝 サッカーアジア杯

サッカーアジアカップの決勝戦で、日本はカタールに1-3で敗れ、無念の準優勝に終わった。日本はこれまで決勝に進出した際、すべて勝利を収め優勝していただけに、大いに期待された。だが今回は、森保ジャパンの門出となる国際大会での優勝デビューは叶わなかった。
準決勝でアジア最強と目されたイランを3-0で下したことで、「あの戦いができれば」との思いは日本全国のサポーターの印象だったろう。それだけに、サポーターの落胆も大きかった。そして、代表の若手への切り替えがまだまだ途上にあることを印象付けた。
試合は、日本こそ欲しかった先取点を奪われ守勢に回り、イラン戦の後半にみせた躍動感ある動きは影を潜めて、前半は0-2。後半は攻勢に出る出る場面もみられたが、南野拓実選手の得点で1-2とするのが精一杯。その後、ペナルティーエリアでの攻防でキャプテン吉田麻也選手がハンドの反則を取られ、PKを与えてしまい、1-3と離され万事休す。
カタールはスペインサッカーを導入し、格段にパワーアップしていた。これまで対戦してきた過去のカタールではなかった。中東にサッカー強豪国が誕生した。