4月からインドネシア初の地下鉄が営業運転開始
三井物産をコンソーシアムリーダーとする4社連合が推進していたインドネシア・ジャカルタの、同国初の地下鉄が4月1日から営業運転を開始した。
三井物産、東洋エンジニアリング(以下、TOYO)、神戸製鋼所、PT.Inti Karya Persada Tehnik(TOYOの現地グループ会社、以下、IKPT社)の4社連合は、コンソーシアムを組み、インドネシアジャカルタ特別州傘下のジャカルタ都市高速鉄道会社(PT Mass Rapid Transit Jakarta)から全長15.7kmの地下鉄「ジャカルタ都市高速鉄道南北線」を受注し、建設を進めていた。
このプロジェクトは、同国のジョコ大統領が深刻な交通渋滞の緩和および都市インフラ整備の一環として、積極的に推進してきた開発事業で、日本政府が円借款を供与している。将来はこのプロジェクトの延伸や東西への新線建設も予定されている。