ニッスイ、日立造船 マサバ循環式陸上養殖の共同開発に着手

ニッスイ、日立造船 マサバ循環式陸上養殖の共同開発に着手

日本水産(本社:東京都港区、以下、ニッスイ)およびその連結子会社、弓ヶ浜水産(所在地:鳥取県境港市)は4月3日、日立造船(本社:大阪市住之江区)との3社で、日本国内初となる大規模なマサバの循環式陸上養殖の共同開発に着手することで合意したと発表した。養殖施設の敷地面積は約6,500㎡。主な施設は飼育用水槽8基、出荷用水槽2基、循環水処理設備一式。
このプロジェクトはニッスイおよび弓ヶ浜水産が保有するマサバ養殖の知見と、日立造船が保有する水処理技術を組み合わせて、鳥取県米子市に建設予定の実証施設を拠点に行われる。2019年6月に着工、2020年4月から稼働の見込み。2023年3月末までを開発期間とし、同年4月に事業化する見通し。