関電・東芝 比カラカ石炭火力発電所のコンサル業務受託
関西電力および東芝エネルギーシステムは4月8日、フィリピンの大手財閥DMCIホールディングスの火力発電事業会社「Sem-Calaca Power Corp.」が同国のルソン島南部で運営するカラカ石炭火力発電所1号機および2号機の運転・維持管理に係るコンサルタント業務を受託し、契約調印したと発表した。
今回両社がコンソーシアムを組み契約したコンサルタント業務は、発電所の稼働率向上や運転保守員の能力向上等を目的に、約14カ月間、同発電所の運転・維持管理状況を調査したうえで、改善に向けた提案を行うとともに、発電所の技術者を日本に招き必要な研修を実施することと、要員のスキルと意識の向上を図る-などの点。