iPS細胞から効率よく皮膚細胞を作製 神戸大G

iPS細胞から効率よく皮膚細胞を作製 神戸大G

神戸大学医学研究科のグループは。体の様々な組織になるiPS細胞から皮膚がんなどの研究に必要な皮膚の細胞を効率よく作製する方法を開発したと発表した。
今回同グループは、ヒトのiPS細胞から皮膚の色素細胞を作製する際に、薬品の使用を中断すると色素細胞の元になる「前駆細胞」が効率よくできることを見つけた。この前駆細胞は冷凍保存することができ、解凍してから再び薬品を加えると1週間で色素細胞になることも確認したという。これまでの方法では、iPS細胞から色素細胞を作製するまでに4週間以上かかっていた。