拡大ASEAN18カ国が対テロ合同演習 異例の多国間連携

拡大ASEAN18カ国が対テロ合同演習 異例の多国間連携
 ASEAN(東南アジア諸国連合)10カ国に日本、米国、中国など8カ国を加えた拡大ASEAN国防相会議の枠組みの下で、インドネシアと米国が共同議長を務めるテロ対策専門家会合の合同演習が9月9日、西ジャワ州スントゥールの演習場で始まった。18カ国の約870人が参加し、13日まで実働・机上演習を実施する。特殊部隊を用いる対テロ分野での多国間交流は珍しく、地域の防衛当局間の信頼醸成につながると期待されている。防衛省・自衛隊からは4人がオブザーバー参加する。